災害時に災害ボランティアセンターを立ち上げます!
練馬区社会福祉協議会は、大規模災害において、被災者への効果的な救援活動を実現するため、練馬区と「災害時におけるボランティアセンターの運営に関する協定」を締結しています。(平成20年1月締結)
この協定により、震度6弱以上の地震が発生したときなど、災害時にボランティアの受け入れや配置が円滑に行われるよう「災害ボランティアセンター」を練馬文化センターに立ち上げる予定になっています。
災害ボランティアセンターについて
震度6弱以上の地震が発生したときなどに災害ボランティアセンターは立ち上がります。
設置場所
練馬文化センター
〒176-0001 東京都練馬区練馬1-17-37
西武池袋線練馬駅北口徒歩1分
練馬区災害ボランティアセンターの役割
- 練馬区が設置する災害対策本部との連携による情報の収集および提供
- 東京都災害ボランティアセンターとの連絡調整
- ボランティア団体との連絡調整
- ボランティアの受付・登録、配置、活動内容の指示
- ボランティア保険の加入手続
- 他地域の社会福祉協議会職員および協力団体の派遣要請・受入
関係機関・団体とのネットワーク
災害が起こったときに生きるのは、日常的なつながりだと言えます。
練馬区社会福祉協議会では日頃から地域の団体や施設、住民の方々と顔の見える関係を築けるよう活動しています。
また、いざ災害が起こった時には練馬区内だけでなく、区外の団体との連携も非常に重要になってきます。
練馬区社会福祉協議会が連携している機関・団体には下記のようなところがあります。
- 練馬区防災課
- 練馬区
- 区内NPO・ボランティアグループ
- 日本ボーイスカウト東京連盟練馬地区
- 練馬区赤十字奉仕団
- 民生・児童委員
- 東京ボランティア・市民活動センター
- 東京災害ボランティアネットワーク
他、多数
※練馬区との「災害時におけるボランティアセンターの運営に関する協定」の締結
※「東京都社会福祉協議会と練馬区社会福祉協議会における災害時相互支援に関する協定」の締結
災害ボランティアとして活動する登録から活動までの流れ
(1)受付
「災害ボランティアセンター」で当日のボランティア活動の受付を行います。
続けて活動する場合も、毎日受付け手続きをして頂きます。
- ボランティア登録票(個人・団体責任者用)
- ボランティア登録票(団体メンバー用)
※予めご記入の上、ご来所いただきますと手続きがスムーズです。また、当日窓口でもご記入いただけます。
(2)活動についての説明
活動についての説明を受けます。
(3)活動内容の選択
活動内容の選択をします。
※活動内容は調整する場合がありますので、必ずしも希望する活動内容になるとは限りません。
(4)現地での活動に関するオリエンテーション
活動場所が決まりましたら、現地での活動に関するオリエンテーションを受けてください。
(5)活動を始めるに当たって
- チームリーダーを決めます(地元の地理の分かる方やボランティア活動経験者が望ましいです)
- 持ち物
・活動場所の地図
・活動に必要な資機材 - 活動時間の確認
(6)活動先での動き
- 活動先の方に挨拶をしましょう。
- 活動時間、内容、場所を確認します。
- 被災家族のプライバシーについて、守秘義務を遵守します。
(許可の無い写真の撮影やSNSへのアップはおやめください) - 活動は、複数で行います。(事故時の対応等における被災者とのトラブルを避けるため)
- 活動は、チームリーダーの指示に従います。
- 危険と思われる作業はその場で判断せず、活動本部に持ち帰り検討します。
- 活動状況が危険になった場合や怪我をした場合は、本部に報告し、対応を検討します。
- その場で対応が可能な軽易なものであれば、リーダーの判断で対応します。
※無理のない範囲の活動をお願いいたします。自分にできそうな活動を引き受けて現地での活動を始めてからも、思わぬ事故やけがの無いよう、無理をしないように十分注意し活動してください。
おもな注意事項はつぎのとおりです。
- 体調にも注意しながら、きちんと休憩を取りましょう。
- 特に夏場は水分補給に気をつけて、脱水症状を防ぎましょう。
- 安全のための装備をきちんと身につけて、ケガや感染症を予防し、手指消毒やうがいを励行しましょう。
- 危険な作業や手に負えないと感じる作業は回避しましょう。
- 体調不良や特別の疲労を感じたときは、直ちに作業から離脱しましょう。
(7)活動が終了したとき
活動報告します。
全部をやりきれなかったとしても活動は予定時間までに終了して、翌日以降に引き継ぐようにしましょう。時間を守って災害ボランティアセンターに戻ります。預かり受けた用具を洗浄してから返還し、所定の用紙等によって活動報告をします。活動報告は、翌日以降のボランティア活動にとって貴重な資料となります。
なお、ボランティアの活動は、被災者の個人情報やプライバシーに関わることですから、必要な活動報告書を提出することを除いて、情報保護の態度を堅持してください。
次に、自分の健康管理、健康チェックをしましょう。手指消毒やうがいは欠かさないようにします。体調不良はないか、食欲はあるか、よく睡眠できるか、発熱はないかなどについて自己管理してください。
活動中に何かありましたらすぐに練馬区災害ボランティアセンター本部へお知らせください。
お問い合わせ
練馬ボランティア・地域福祉推進センター
- 住所
- 〒176-0012
東京都練馬区豊玉北5-14-6 新練馬ビル5階
- 電話
- 03-3994-0208
- FAX
- 03-3994-1224